【ハマる】初心者にもおすすめ!英語学習しやすいように作られた洋書である「ラダーシリーズ」とそのオススメを紹介!

はじめに

英語学習がなぜ難しいかというと、やはり、英語に対するモチベーションが続きにくいからでしょう。
どうしてもやる気が出ない、そんなときは英語に触れることすらダルいですよね。

今回は、そんなやる気が湧かない日でも、英語に触れることが出来、普通に読んでいて面白い洋書を紹介します。
なお、今回紹介するのは初心者向けとなっていますので、比較的、誰でも楽しめると思います。

単語のレベルが高いと、いちいち調べなければならなくなり、楽しんで読めるどころか、勉強しているような感じがして、気持ちが萎えますもんね。
やはりモチベーションを保つためにも一番重要なのは「楽しむこと」です。
この記事がその手助けになればと思います。

英語学習者向けに作られた洋書~ラダーシリーズ~

今回はラダーシリーズというのを紹介します。
ラダーシリーズはレベルに応じて、使用する単語が限定されているので、本当に英語学習に向いている本です。

洋書を買ったはいいものの、意外と読むのが難しかったり、知らない単語が多かったりして、挫折してしまう人はとても多いです。
しかし、ラダーシリーズで適切なレベルの本を選べば、そのような事になりにくく、また、知らない単語があったとしても巻末にコンパクトにまとまったワードリストが付属しているため、辞書をいちいち引く必要もありません。

洋書を一冊も読んだことがない人は、このラダーシリーズのレベル1か2の本をまず一冊読んでみることを強くお勧めします。
レベル1、2って簡単すぎない?と思う方もいるかもしれませんが、たとえラダーシリーズのレベル1,2が簡単すぎたとしても、読み切れないよりかは数倍良く、下手にレベルの高いものを選ぶと、理解できなかった場合に苦痛が襲い掛かり、「洋書を読む」という行為に悪い印象を抱いてしまい、洋書を今後読まなくなる可能性があります。

今回の記事では低レベルのラダーシリーズのおすすめから高レベルのラダーシリーズのおすすめまで紹介するので、少しずつレベルアップしていってくださいね!
レベル1のラダーシリーズを読んだだけでも「自分は英語で書かれた本を読み切れたんだ!」という達成感を感じることが出来てとても嬉しい気持ちになるはずです!
このような小さな成功体験の積み重ねが、大きなことを成し遂げるためには必要ですよ。


ラダーシリーズのレベルとその対象者は以下のようになっています

ラダーシリーズ公式サイトより引用)


ラダーシリーズレベル1、レベル2のおすすめ

まず、レベル1か2のラダーシリーズのおすすめを紹介します。

絵で読む英語 First Steps in Reading English
(ラダーシリーズ Level 1)

内容紹介

英語を読む力をつけるためには、英語を英語のままに理解することが大切。段階的に学べるやさしい文章と、それぞれの文の意味を明確に示したシンプルなイラストが、あなたの学習を助けてくれる。
約300の基礎単語だけで書かれた、大ベストセラー『絵で見る英語』の姉妹編。

ラダーシリーズのレベル1の中でも最も簡単な本です。
しかし、最も簡単だからといって侮ってはいけません。

この本は英語を英語のまま理解するという英語学習の最終目標に近づくための基礎的事項が盛り込まれており、初心者の方はもちろん、ある程度英語学習をしてきた人でも、基礎の再確認として有用です。

最も良い点として、ほとんどの方が読み進めることが出来る本となっているので、洋書を理解しているということを実感でき、少しばかりの自信をもらえることでしょうか。

何事も小さな一歩から、徐々に歩幅を大きくしたり、早く歩いてみたりするものです。
最初のハードルが大きすぎては何もできません。
その点、この本を最初の一歩にするのは賢明な判断だと思います。

アインシュタイン・ストーリー The Albert Einstein Story
(ラダーシリーズ Level 1)

内容紹介

2歳になっても言葉を発さず、10歳になるまでしゃべるのが不得意だったというアルベルト・アインシュタイン。
他の子供たちと遊ぶより、独りで考えたり、空想したりすることを好む少年は、父からもらったコンパスの針が、いつでも北を指すのを見たときに、自然界に興味を覚えたという。
そのアインシュタインが20世紀以降すべての人の宇宙観をも変えてしまうほどの理論を見いだすとは誰が予想できただろうか。

偉人の生涯というのは数々のドラマがあり、偉人の伝記は下手な小説よりも面白いです。
本書は、偉人の中の偉人、アインシュタインの生涯が簡単な英語で書かれているのですから、あなたも読んでみたいと思いませんか?

ちなみに、この本ではアインシュタインの代名詞である「相対性理論」についてもしっかりと触れられており、「相対性理論」の説明も簡単な英語でなされているのですが、「相対性理論」自体の概念が難解であることには変わらないので、理解できなくてもOKです!

恋と仕事にスグ効く英語100 Signposts For Balance In Love And Work
(ラダーシリーズ Level 2)

内容紹介

有名国際企業から講演依頼が殺到するオーストラリアの作家兼ビジネストレーナー、ヴィッキー・ベネットが、仕事に恋に悩むあなたへ贈るポジティブなメッセージ。
仕事での成功とプライベートの充実を両立させる秘訣をやさしい英語で解き明かす。
シンプルで力強い100の英語フレーズが人生の道しるべ (signpost) となり、あなたを幸せな毎日へと導きます。
英語力とポジティブシンキングが同時に身につく、一挙両得の使える1冊。

簡単に言うと、自己啓発書ですね。
実は、私は、自己啓発書というのは個人的にはあまり好きではありません。

というのも、あのような本はほとんど、精神論的言説を垂れ流して、読んでいる最中だけやる気にさせるものだと思うからです。
しかし、洋書となると、読んでいる最中にやる気になるという点、それが逆にいい点となるので、ここで紹介しました。
特にこの本はアメリカと日本の考え方の違いが感じ取れる部分も多く、そういった点でも読んでいて結構楽しいです。

もちろん、自己啓発書に書かれている文章が全て無駄だとは思いません
自分が持ち合わせていない視点を自己啓発書から与えられ、今の自分の現状認識を良い方に転換できることもあるので、完全に無駄な本だとは思いませんよ。

オー・ヘンリー傑作短編集 O. Henry’s American Scenes
(ラダーシリーズ Level 2)

内容紹介

愛し合う貧しい夫婦が、お互いのクリスマス・プレゼントを買うために自分の宝物を売ってしまう『賢者の贈り物』。二十年後に再会を誓い合った男たちが、意外な姿でその日を迎える『二十年後』。寒い冬を刑務所で過ごしたい男が、なんとか警官に捕まえてもらおうと奮闘する『警官と賛美歌』。
ほかに『最後の一葉』『桃源郷の短期滞在客』など、オー・ヘンリーの代表的な作品を7編収録。

本書はラダーシリーズとして出版されているので、原文そのままではなく、簡単な英語に書き換えられているのですが、話しの内容そのものは同じですので、特にその点は気になりません。
短編集なので、まとまった時間を取って読む必要がなく、隙間時間などにちょろっと読めます

その他のレベル1、レべル2のラダーシリーズ

レベル1やレベル2のラダーシリーズには、「美女と野獣」や「不思議の国のアリス」などの童謡が数多くあるのが特徴です。

また、「吾輩は猫である」といった日本文学の名作もレベル1やレベル2に多いです。
今回は私の趣味で童謡は詳しくは紹介しなかったのですが、最後にラダーシリーズで読める童謡や日本の有名文学作品を紹介しておきますね。

・美女と野獣 Beauty and the Beast (ラダーシリーズ Level 1)
・芥川龍之介短編集 Short Stories of Ryunosuke Akutagawa (ラダーシリーズ Level 1)
・走れメロス Run, Melos, Run (ラダーシリーズ Level 1)
・アンデルセン名作選 The Best of Andersen’s Fairy Tales (ラダーシリーズ Level 1)

・銀河鉄道の夜 The Night of the Milky Way Train (ラダーシリーズ Level 2)
・星の王子さま The Little Prince (ラダーシリーズ Level 2)
・不思議の国のアリス Alice’s Adventures in Wonderland (ラダーシリーズ Level 2)
・シンデレラ/眠りの森の美女 Tales of Two Princesses: Cinderella & Sleeping Beauty (ラダーシリーズ Level 2)
・フランダースの犬 A Dog of Flanders (ラダーシリーズ Level 2)
・吾輩は猫である I Am a Cat (ラダーシリーズ Level 2)

高レベルなラダーシリーズのおすすめ

錦織圭物語 The Kei Nishikori Story
(ラダーシリーズ Level 4)

内容紹介

日本テニスの歴史と常識を変えた錦織圭の“挑戦”の物語。
ATP世界ランキング最高位4位という快挙を成し遂げた錦織選手。
日本のテニス界のみならず、アジアのスポーツ選手たちの希望となった彼にも、さまざまな挑戦と挫折があった。
5歳でテニスを始め、故郷を離れて言葉の通じない土地で練習にあけくれ、スター選手たちに憧れの眼差しをそそいでいた少年が、スターたちと肩を並べるまでの物語。
本書には日本語による登場人物紹介と用語解説が含まれています。

私はテニスをしていたので、身長の高くない日本人が世界ランク4位を達成したことが信じられないほど凄いと心から感じています。

テニスの試合を見ればわかるのですが、あのスポーツはメンタルが一番重要なのですが、そうは言っても、体格が大きいとそれだけでかなり有利です。

そんな状況下で、世界に名を知らしめた小さな巨人、錦織選手の物語が英語で読めるラダーシリーズはとてもありがたいと思います。

スティーブ・ジョブズ・ストーリー The Steve Jobs Story
(ラダーシリーズ Level 4)

内容紹介

21世紀のメディアを作ったスティーブ・ジョブズ。
ベージュの重たくて醜い、箱形コンピュータではなく、フレンドリーで楽しいものを作りたい。
どんなに反対されても、”Think Different” の精神を曲げなかったジョブズが世に送り出したのは、シースルーのブルーのケースに入ったコンピュータだった。
後にいちご色などの多色展開も行い、コンピュータのデザインや色に一石を投じることとなる。
アップル社の創業者の一人でありながら、一度は追放されたジョブズの波乱の生涯がシンプルな英語で楽しめる。

appleをつくり、appleを追い出された男、スティーブ・ジョブズ。
そんな彼はあのピクサーにもかかわっており、世界に与えた影響は計り知れないでしょう。
一人の人間が世界に衝撃を与える過程で起こった物語、ライバルであるビルゲイツとの死闘、気になりませんか?

Facebookを創った男: ザッカーバーグ・ストーリー The Mark Zuckerberg Story
(ラダーシリーズ Level 5)


内容紹介

利用者が全世界で増え続ける交流サイト最大手 Facebook のアイデアは、米ハーバード大学の寮の一室からはじまった。
2004年のことだ。
その部屋に住む男子学生の名前は、マーク・ザッカーバーグ。
数年で巨大メディアを生み出すことなど想像もしない19歳の学生だ。
その若き実業家ザッカーバーグの大学時代の活動から、最新の超大型企業買収までを平易な英語で綴る。

人間は二種類います。それはフェイスブックを使わない人間と、使う人間です。
そこまで言えるほど、フェイスブックというのは浸透していますよね。
そんなフェイスブックがどのように設立され、どのように勢力を拡大していき、何を目指すのか、本書で確かめてみてはいかがでしょうか。

洋書を読むときはkindleが便利

Amazonが提供するkindleという電子書籍サービスを聞いたことはあると思いますが、使ったことはありますか?
あのkindleというサービス、とても便利のなので、少し紹介しますね。

kindleの良い点は、主に3つあるので順に紹介します!

紙の本よりもkindle版の方が安い

kindle版は一般的に紙の本よりも値段が安いです。
ラダーシリーズは日本の出版社が出しているので、価格差は小さいですが、海外の出版社が出している洋書なんかを読もうとする場合は、kindleとペーパーバックでの価格差が2倍(kindleの方が安い)なんてこともよくあります。

たまに、Amazonの価格表示かkindle版の方が高くなっている場合がありますが、それはほとんどの場合、ペーパーバックの新品が品切れ状態で、コレクターズの出品しかペーパーバックの販売がないからそういう状況になっているのです。
なので、単純にkindleの方が値段がお得です。

どの端末でも読める

kindleは全ての端末にダウンロードできるので、電車の中とか待ち時間なんかにスマホでちょろっと読むのに便利です。

Amazonプライム会員ならkindle本が読み放題のサービスがある

Amazonプライム会員ならば、kindle本が読み放題のサービスがあります。
詳しくはAmazonプライムについての記事に書いているので、興味のある方はご一読ください。
(Amazonプライムについての記事)
(作成中)

終わりに

今回は一般書籍は紹介せずにラダーシリーズに絞って紹介しました。
英語学習における多読をサポートする目的で発行されているので、初心者にも向いていて、適切なレベルの本を選べば、語彙も自然と増えます。
ラダーシリーズで洋書の読書を始めてみましょう!

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