TOEIC965点をとった私のTOEIC:part1の勉強方法

はじめに

今回から、私がTOEICの965点を取るまでにやってきた各パートごとの勉強方法と、パート別の攻略方法についての記事を書いていこうと思います。

この記事では、基本は簡単だけど、満点を取るのは以外に難しいTEOEIC:part1の勉強方法を書いていきますね。

「TOEICってパートごとに勉強方法って違うの!?」と思う人もいるかもしれませんが、私は各パートにあった勉強方法があると思うので、それらを紹介していきますね。

ちなみに、TOEICはパートごとに出題形式が区切られているので、一つのパートを集中して勉強していったほうが、確実にかつ効率的にスコアを伸ばすことが出来ます!

勉強方法の是非はあるにしてもこれだけは確実ですので、TOEICの勉強するときは、パート一つ一つを攻略していくような感じでしていってくださいね!

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意外と難しいことがあるパート1は油断大敵だにゃ!

Part1の概要

勉強方法を解説する前に、Part1はどのような問題が出るのかといった概要をさらっと確認しておきますね。

Part1の概要

問題数・・・6問

問題形式・・・日常生活やビジネスシーンの写真を見て、その写真をもっとも適切に説明している文章を選択する

難易度・・・基本的には簡単だが、900点越えの人でも間違うような難問が出ることもある

概要についての補足

基本的にどんなテストでも最初は簡単な問題が配置されますよね。
TOEICでも例外でなく、肩慣らし的な簡単な問題としてパート1があるのだと思います。
ナレーションも割とはっきりしていて聞きやすいです。

しかし、基本的に簡単だとされているパート1でも時には、900点越えの人でも間違うような難しい問題や、イマイチ正解かどうが確信が持てないような問題が出たりもします。

まあ、たまに難問も混ざってるパート1ですが、今回紹介する勉強方法をやれば、難問でも確信を持って正解することができるようになるので、その勉強方法の話に移りますね。
どんな難問が出るのかは、最後の方にちょっとだけ紹介しますね。

Part1の勉強方法

 

必要なもの

・part1の(練習)問題 50〜100問程度
・練習問題の音声CD

パート1はだいたい50〜100問くらいを以下で紹介する勉強方法で勉強すれば割と完璧になると思います。

使用する教材ですが、TOEIC公式が出している公式問題集は是非とも解いておきたいですね。

しかし、公式問題集に収録されている問題だけでは問題数が足りないと思うので、そこでオススメしたいのが、「スタディサプリEnglish」です。

この「スタディサプリEnglish」は、TOEIC対策に特化しているだけでなく、0から説明された英文法の講義や、TOEICに頻出する英単語の学習TOEICの各パート別の問題の正しい解き方(変なテクニックは一切ナシ)TOEIC11回分以上の模試(毎月一つ追加されます)が使い放題で、私がTOEIC400点台だったころから使い始めて、滅茶苦茶使い込んだ、本当にTOEIC勉強でお世話になった教材です。

この記事を書いている、2018年6月時点でもうすでに、TOEIC11回分の練習問題が、解き放題なので、このパート1の問題だけでもTOEIC10回分以上の問題を解くことができ、公式問題集と合わせて使えば問題量的には完璧です!

まあ、今使っている教材があればそちらを使っても全然OKだとは思いますが、「スタディサプリEnglish」は、TOEIC対策においてとても効果のあった教材だったので、紹介しておきました。

問題の解き方が動画で解説されているので、紙の本で勉強するのが中々続かない人にとっては本当にありがたいですね。

「スタディサプリEnglish」公式サイト
https://eigosapuri.jp/

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動画での勉強は、書籍で勉強するより圧倒的に続くから凄いにゃ!

具体的な勉強方法

①普通に問題を解いていく

本試験と同様にパート1の問題1セット(設問が6問)の問題を解きます。

②答え合わせをする

問題を解き終えたら、答え合わせを軽くします。

この答え合わせは、軽く解いた問題が正解だったか間違っていたかを確認する程度でいいです。
 

③さっき解いた問題のディクテーションをする

先ほど解いて、丸付けをした問題を”答え(英文スクリプト)を見ずに”何回も何回も音声を聞きながらディクテーションをします。

そもそもディクテーションとは・・・?

音声を聞き、聞き取った英文を自分で紙などに書き写していくこと。
一回聞いただけでは、書取るのが間に合わないため、何回も何回も音声を聞くことになる。

なぜディクテーション?

ディクテーションは、リスニングを勉強するにあたり、最も面倒くさいが最も効果のある方法です。
 
というのも、リスニングを上達させるためには、英文を集中して聞くことが最も重要で、ディクテーションは集中して英文を聞かないと何も書き取れないので、うってつけの方法なのです。
 
しかし、聞き取った英文を書き写すディクテーションという勉強方法は、なかなか面倒な方法なので、勉強時間的な問題もあり、全てのリスニングパートを勉強する時に使えるわけではないかもしれませんが、聞き取る英文の量も比較的少ないパート1を勉強する時くらいは最低でもやっておいたほうが良いです。
  
そして、ディクテーションをやった方なら分かると思いますが、リスニングにおいてディクテーションは、マジで効果があります!!
 
これだけは、本当にやって見て実感したので伝えたい!
マジでディクテーション自体は、面倒くさいですけどね!!
(最初は全然、聞き取った英文を書き写すなんて事はできないけど、徐々に出来るようになってちょっと楽しくなるまでの我慢・・・)

ちなみに、上でも紹介した「スタディサプリEnglish」では、アプリ上でディクテーションが出来るようになっていて、尚且つシャドーイングまで出来るようになっているので、面倒なディクテーションがちょびっと楽に出来るようになっています。よく考えられてますねぇ・・・

「スタディサプリEnglish」でのディクテーションとシャドーイング

ディクテーションのメリット

上でも紹介しましたが、軽くまとめますね。
 
・集中力がつく
リスニングが上達するには集中して英文を聞くことが一番重要であり、英文を集中して聴くトレーニングとして最適。

・細かい部分を聞き取ろうという姿勢が身につく
今までなんとなく聞き流していた、「isとhasの違い」「ofは実際にはどのように発音されるのか」などを聞き取れるようになることで、難問にも対応できるようになる。

④ 一つの問題を完璧にディクテーションが出来るようになるまで繰り返す

個人差はあると思いますが、5回くらいディクテーションをすれば、ほとんどの英文は誰でも完璧にディクテーションができるようになると思います。
 

⑤パート1でよく出てくる語彙をチェックしておく

多くのパート1の問題を解き進めるうちに、あまり聞きなれないけどよく出て来る英単語がわかってくると思うので、それらを完璧にしておきましょう。

何個か例を挙げると、pavement(舗装道路)、utensils(調理器具)、awning(日よけ)、patio(中庭)などですね。

正直言って、ディクテーションを普通にしていれば何も特別なことをせずとも自然に綴りと意味まで覚えることができるので、とにかく重要なのはディクテーションですね。

勉強方法まとめ

  • STEP.1
    普通に問題を解く
    パート1の問題を普通に解く
  • STEP.2
    答え合わせをする
    軽く正誤を確認する程度でOK
  • STEP.3
    ディクテーション1
    解いた問題をディクテーションする
  • STEP.4
    ディクテーション2
    完璧にディクテーションできるようになるまで、何回もディクテーションをする
  • STEP.5
    語彙チェック
    パート1によく出てくると感じた語彙を完璧に覚える

難しい問題とは?

この記事の最初の方に、パート1では難しい問題も出ることがあると言いましたが、その難しい問題ってどんな問題なの?ということを少しだけ紹介しますね。

難しい問題の一例は「”have been p.p.”と”is being p.p.”の聞き分けができるかどうか」という問題ですね。

この現在完了形と受け身の進行形は、文字にすると一目瞭然の違いがありますが、リスニングともなると、主語が三人称の時は動詞が「’s」で同じになりますし、「being」は「ビーイング」でなく、「ビーイン」と聞こえ、「been」は「ビーン」ではなく、「ビン」や「ベン」と聞こえるので、非常に聞き分けが難しくなっています。
 

まあこのような難しい問題でも、ディクテーションを重ねれば確実に解けるようになりますし、上でも紹介した「スタディサプリEnglish」を使えば、このようなパート1の難しい部分や、落し穴となる部分、パート1や他のパートの裏技的攻略方法などが徹底的に動画授業で解説されているので、最短でスコアアップを目指す人にとっては非常にありがたいサービスなので、お勧めですよ。

シャドーイングじゃダメなの?

聞き取った英文を書くのってめっちゃ怠くね・・・?
シャドーイング(聞きとった英文を少し遅れて自分も発音すること)でいいじゃん・・・

そう思った人もいるかもしれませんが、リスニング力を伸ばすことのできる力は

ディクテーション>>>シャドーイング

です。

というのも、リスニングが伸びるには「集中して聞く事」が一番重要なのですが、シャドーイングだと「自分で発音する事」に意識を大きく奪われ、本当に英文を聴き取れたかどうかが曖昧になってしまうことが多々あるからです。

なので、面倒くさいとは思いますが、ディクテーションをすることを強くお勧めしますし、私自身も、この勉強方法で本当にスコアが大きく伸びました。

ちなみに、最強なのは、ディクテーションとシャドーイング両方することなんですけどね(笑)

終わりに

少し長々となってしまいましたが、これでPart1の勉強方法の説明は終わりです。

Part1は、問題数が少なく、読み上げられる英文の量もそこまで多くないため、リスニングの勉強を始めるのにはもってこいのパートです。

Part1を極めてリスニングに少し自信をつけて、次のPart2,3の勉強に移るととてもスムーズですよ!

Part2の勉強方法の記事はこっちです。

TOEIC965点をとった私のTOEIC:part2の勉強方法
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