英語学習では「紙の辞書」or「電子辞書」どちらを使った方が良いのか&オススメの電子辞書

はじめに

英語学習に欠かせないものの一つが辞書ですよね。
英語学習をしていて、知らない単語に会わないことはないですからね。

しかし、高校生のときとかに、辞書は紙を使えとか言われたり、紙の辞書を買わされたりしませんでしたか?

でも電子辞書の方が使い勝手が良いし・・・と思い、結局どっちを使ってい良いのかわからなくなっているのではないかと思います。

そこで、今回は「紙の辞書」を使うべきなのか「電子辞書」を使った方が良いのか問題についてはっきりとした結論を出し、ちゃんと理由も説明します!

「電子辞書」を使った方が圧倒的に良い

結論から言いますが、英語学習の最中には

「電子辞書」と使った方が圧倒的にいいです!

その理由を一つずつ解説します。

理由1:携帯性

勉強というのは必ずしも家でやるとは限りません。
というか、家にこもってひたすら10時間とか勉強できる人ってなかなかいないんじゃないかと思います。

勉強を長続きさせるために、家だけでなく、図書館やお気に入りのカフェで勉強したりすることが多いですよね。

その際に、紙の辞書はとても重く、かさばるので携帯性に優れません。
紙の辞書を屋外に持ち運ぼうと考えるひとは相当稀でしょう。

あなたが、紙の辞書筋トレを始めて、移動中も筋肉を鍛えたいというならば神の辞書を使った方が良いかもしれませんが、そうでないなら、持ち運びやすい電子辞書を使った方が良いです。

理由2:情報量

江戸時代の人ならば信じないかもしれませんが、あんなに分厚い紙の辞書ととても薄くて軽い電子辞書のなかの情報量はほぼ同じです。

電子辞書の中には、英語の問題集や他の国語辞典などもはいっているので、むしろ電子辞書の方が情報量としては多いですよね。

なので、電子辞書でも必要な情報を漏れなく取得することが出来ます。

理由3:情報にたどり着くまでの速度

紙の辞書を使うのに慣れていないと、単語一つ調べようと思ってもとても時間がかかってしまいます。

電子辞書ならば1単語調べるのに遅くても10秒くらいしかかからないと思いますが、紙の辞書で慣れていないと30秒~1分くらいはかかるのではないかと思います。

紙の辞書は、頑張って調べるからその分記憶に残りやすいんだという迷信をどっかで聞いたことがありますが、これも意味不明の言説にすぎません。

紙の辞書の不便性が本当に記憶に残りやすいのかどうかと関連しているかなんて誰もわかりませんし、そもそも、単語の意味を調べているときは刻一刻を争うときです。

ある程度の長文を読んでいるときにどうしても単語の意味を調べなければならなくなって調べているのに、一つの単語を調べるだけで30秒以上かけていると、読み進めていた文の内容がわからなくなります。

そうなってしまったら本末転倒もいいところですよね。
なので、辞書に一番必要な要素はいかに早く求めている情報を引き出せるかということなのです。

その観点から言いうと、紙の辞書は電子辞書に大きく劣るでしょう。

理由4:復習のしやすさ

ほとんどの電子辞書には、調べた単語をマーキングして後からマーキングされた単語を一覧で見れる機能があります。
なので、あとからわからなかった単語を効率的に復習できるのが魅力の一つです。

私は、高校の時は先生が紙の辞書信者だったので、強制的に紙の辞書を使わされており、調べた単語にはマーカーを引いとけと何度も言われてました。
しかし、今考え直してみると、このマーカーを引くっていう作業は何の意味もなかったと思います。

マーカーを引く意図としては、次にその単語を探しやすいようにとか、マーカーを引くことでその単語を覚えられるという意図だと思います。

ですが、本来ならば、未知の単語でも次に調べることが無いように覚えようとするのが普通ですし、マーカーを引くよりも、調べた単語の一覧で何回も何回も復習する方が圧倒的に記憶に残るはずです。

多分、紙の辞書を勧めてきた先生は自分がそうやって勉強してきたから、生徒にも紙の辞書を勧めていたのだと思います。
大人の中には効率も考えずに自分の経験だけで物事を発言する人もいるので注意しましょう。

理由5:プレゼントとして喜ばれる

電子辞書の悪い点として、価格がとても高いという事があります。
しかし、それは裏を返せば、貰ったらとても嬉しいという事です。

息子や孫に勉強を頑張ってほしい親御さんやじいちゃんばーちゃんが電子辞書をプレゼントすると、プレゼントされた側は、とても嬉しくて勉強も一段と捗る思いますよ。
特に高校生は古文単語の辞書も使うのでとても重宝すると思います。

「電子辞書」のデメリット

ここまで、電子辞書のメリットしか書かれていませんので、デメリットも紹介します。

価格が高い

プレゼントの項目でも触れたんですが、電子辞書の最大のデメリットは価格がとても高いということですね。
こればっかりはしょうがないです。

解決策

しかし、この「価格が高い」というデメリットには解決策がいくつかあります。

解決策1:スマホを辞書代わりにする

単純な話ですね。
スマホを辞書代わりにして、分からない単語をGoogle検索すると、weblioなどの無料辞書サービスを使って英単語の意味が即座に分かります。

無料の辞書サービスweblioはこちら

スマホの良いところは、値段がかからない点に加えて、2点あります。

1つ目が、熟語の検索がとても楽という事です。
英熟語や慣用表現なんかは電子辞書や紙の辞書ではなかなか検索が難しいです。
しかし、スマホで調べると、知りたいことが大体一発でわかります
これはとても重要な点です。

2つ目は、英和辞書のほかにも英英辞書も見れるという事です。
訳語の日本語が難しくて、よく理解できないから英英辞書を使って意味を調べようと思うことがたまにあると思いますが、英英辞書もちゃんとGoogle検索で出てくるので、便利です。
(電子辞書にも英英辞書はありますけどね)

これらの大きなメリットがスマホ検索にはあるのですが、スマホが最強かと問われると首を傾げたくもなります。
というのも、スマホ検索のデメリットとして、余計な誘惑を目にしてしまうということがあるからです。

スマホでちょちょと検索しようと思ってスマホを開くと、ラインの通知が来ていたり、Twitterの通知がたまっていたり、ハマっているゲームアプリのアイコンが目に入って集中できなくなったりと、誘惑が多いです。

自制心の弱い人はスマホを辞書代わりに使う時は注意しましょうね。

解決策2:スマホに辞書アプリを入れる

スマホで検索する方法と、高い電子辞書を使う方法の折衷案として、スマホに辞書アプリを入れるという方法があります。

これは一見、無料で使えるというスマホの利点を潰している愚策に見えるのですが、専用の有料の辞書アプリを入れることによってスマホから発せられるさまざまな誘惑をシャットアウトしながら検索ができるというよい方法です。

値段が有料でも紙の辞書より安いのが辞書アプリのいいところでもあります。

電子辞書のその他のデメリット

価格が高いという事のほかに強いてデメリットを上げるとするならば、「電池の消費量が早い電子辞書がある」ということですね。

電子辞書一般の電池使用スピードはとても速いので、何回でも充電して使いまわせる単三電池を4本買っておくと、電池消費をまったく気にしなくて済みますよ!

唯一、紙の辞書を使った方が良い人

ここまで、紙の辞書よりも電子辞書を使った方が圧倒的に良いということを述べてきましたが、唯一、電子辞書を使うよりも紙の辞書を使った方が良い人がいます。

それは
慶応大学の文学部を受験しようと思っている人
です。

というのも、慶応大学の文学部の英語の試験では、紙の辞書の持ち込みが許可されており、試験中に分からない単語を調べることが出来ます

なので、慶応の文学部を受ける受験生は紙の辞書を引くことに慣れておく必要がありますね。

本番でいきなり紙の辞書を使ったら緊張や焦りもあって、なかなか早く辞書を引けないでしょうしね。

他にも、辞書持ち込みが許されている大学はあるかもしれませんが(国公立では許可されている大学はありません)、慶応以外の大学だと辞書を引くまでもなく普通の単語暗記で乗り切れるレベルです。
なので、紙の辞書を使った方が良いのは、唯一、慶応の文学部を受ける人のみになります。

終わりに

英語学習の際に議論になる「紙の辞書 vs 電子辞書」に一つの結論を出しましたがいかがでしたか。

こんなことを言ってしまったら元も子もないんですが、結局は好みだと思ます。

どうしても機械は嫌いという人が電子辞書を使うのは違うと思いますし、紙の匂いが好きすぎるひとなんかも紙辞書でもいいと思います。

英語学習が快適にできればなんでもいいというのが究極的な結論だったんですね。
なので、自分に合うスタイルで英語学習をどうぞ進めてくださいね!

[voice icon=”http://learning-english-from0.com/wp-content/uploads/2018/01/dfgdfwsfsgdsgdfgsgfdsggdf.png” name=”eicat” type=”l big”]今までの議論はなんだったのかニャ・・・(困惑)[/voice]
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