はじめに
日本人のほとんどが英語学習をしようとすると、挫折します。
タイトルには成功は1割と書きましたが、恐らく成功するのは1%~5%の人といったところでしょう。
それほど、英語学習は難しいのです。
今回はそんな英語学習を成功させるための心構え、具体的な方法を紹介していきます。
もくじ
英語の必要性を再考すると・・・
そもそも、あなたに英語が必要ですか?
英語学習をしようと思ったら、ある程度の時間とお金が必要になります。
これだけは、どうしようもありません。
ある程度、成熟した社会人ならば、英語を学ぶよりか、自分の仕事に関することを学びなおしてみたり、チームマネジメントを熟考したりと、英語よりも大切なものがある人もいます。
英語は使えればかなり便利ですが、英語が使えるからと言って、何事も上手くいくということはありません。
それでもなお、英語を学びたいと思うならば、ある程度の時間とお金を英語学習に投じる覚悟を持ちましょう。
大抵の人は、中途半端な覚悟で無駄な時間とお金を浪費した挙句、英語学習を中止します。
あなたは、どうでしょうか?
英語学習における成功とは?
「英語学習における成功」は人によって、様々です。
というのも、英語を学ぼうとする目的は人それぞれであり、掲げる目標によって難易度も違います。
英語の書物を読めるようになりたい、英語の番組を見れるようになりたい、洋画を字幕なしで見たい、洋楽を歌えるようになりたい、外人の友達・恋人がほしい、英語を使って日本の文化を紹介したい、英語の歌詞を使って曲を作りたい、海外に住みたい、試験勉強、等々、何でもいいので、ある程度方向性を定めて、まず最初はそれに向かって、英語学習を進めていきましょう
最初から、あれもこれも、というのは往々にして挫折します。
敗北が知りたい・・・[/voice]
完璧を目指さない
英語学習を終えた自分を想像したとき、そこには日本語と同程度に英語が理解でき、英語がペラペラな自分がいますか?
確かにそうなれたらいいですよね。
しかし、英語を使って仕事をしている人でさえも、そこまで完璧に英語を使える人はそう居ません。
やはり、第二言語を完璧に習得するというのは、とてもじゃないですけど無理、もしくはかなり厳しいです。
まずはこの事を頭に入れましょう。
完璧を目指すと、小さなことで躓いた時、理想像と実像との乖離が大きすぎるような気がしてきて、自分に対し無力感を感じ、絶望的な気分になって挫折します。
前述したように、英語をどのように活用するかを明確化、細分化して、多少の躓きがあることを覚悟しましょう。
英語は凄く習得の難しい自転車のようなものです。
日々、学習し続けることによって、ある日、コツを掴んだりすることがあります。
目標から今の自分がいかに遠かろうと、続けていればいつかは出来るだろうと楽観的に行きましょう。
完璧に英語をマスターすることが出来なくても、洋画を字幕なしで見れるようになれますし、外国人の恋人も作れますよ!
Take it easy!
ある程度使えるだけで十分有用な英語
私たちが使っている日本語はある意味、特殊な言語で、他の言語との共通点が少ないです。
やはり、このせいで私たちの英語学習の難易度は跳ね上がっています。
他の言語圏の人が英語を学ぶのと、私たち日本人が英語を学ぶのでは難易度が違うのです。
しかし、これは逆にメリットでもあります。
日本は先進国でありながら、様々な点でガラパゴス化しており、その様々な情報は日本語です。
母語が日本語の人が英語が読めるだけで、発展国である日本の日本語の壁のせいで外国からアクセスする際に実像が知りにくい日本文化と、海外文化の両方の情報を知れます。
その広範囲から得られる情報をどのように活用するかは人それぞれ違いますが、日本語と英語が読めるだけで、集めることのできる情報量で圧倒的な差が付き、それだけで他の人よりも多様な選択肢が生まれます。
ある人は、米国でのファッションの流行をいち早く察知し、日本での商売に利用したり、ある人は、米国で流行っているアプリの模倣を日本に合うように再開発し、成功を手にするかもしれません。
世界的に見ても、日本語と英語を理解できる人は少ないです。
ただ英語が読めるだけで、ここまでのメリット、希少性があるのです。
ペラペラもいいですが、英語がそこそこ読めるだけでも十分有用なツールとして活用できると思いませんか?
まぁ、命令の理解と実行は別の話なんだけどにゃ![/voice]
一番大事なのは「続けること」
何を当たり前の事を・・・と思ったかもしれませんが、この事をどのくらい自分の心に刻み込んでいるかが本当に継続できるか否かに響きます。
英語学習はその性質上、最初は目立った成果が出にくいです。
多くの人が、英語学習を始めて数週間で目立った成果が得られないため、そこで英語学習を終えてしまいます。
やる気の出ないときは、洋画を見るなり、洋楽を聞くなり、TEDを見るなり、何でもいいので英語に触れましょう。
英語に触れ続けるという確固たる信念を持ち、英語学習を続けるためには、どうすればよいか、工夫しましょう。
物事を継続するための4つの具体的方法
1、時間配分を変える
金持ちにも貧乏人にも、全人類に平等に与えられた物は時間しかありません。
時間の使い方こそが、その人の今後の人生を決めていきます。
先ずは、今の自分がどのように1週間を過ごしているか、自己観察してみましょう。
自己観察が終わったら、無駄と思われる時間を見つけ、少しずつ改善していきましょう。
時間配分を変えるときは、少しずつが良いと思います。
急激には人は変われません。
徐々に徐々に、小さいことから変えていきましょう。
急な変化は必ずと言っていいほどリバウンドしてしまいます。
自己観察を行うと、本当に良く自分の時間の使い方が分かります。
自分の時間の使い方というのは、意外と、自分でも完全に把握していないもので、自己観察をしてみて初めて、時間の使い方を俯瞰してみることができ、無駄な時間の多さに驚くと思います。
とても地味な事ですが、効果のあることですのでやってみてください。
何の意味もなく、満員電車に揺られていたりと、無駄な時間が見つかると思うので、早めに家を出てみるなど、改善策を講じることが出来ます。
何度も言いますが、一番の敵は完璧主義です。
多少の失敗は逆に喜びましょう。
失敗により、改善点が見えてきますし、何より失敗は、自分が成長しようとしている証です。
成長は痛みを伴います。
失敗によって感じる無力感はある意味、成長しようとするときの成長痛です。
3歩進んで2歩下がるそんな感じで、気楽にいきましょう。
自分の時間の使い方を一週間記録してみよう!
2、環境を変える
人間の意志は本当に弱いです。
頭を抱えたくなるほど弱すぎて、途方に暮れるかもしれません。
自己の弱さから、人は、聞くだけで英語が出来るようになると謳われているインチキ商材に手を出したり、それっぽいことを言っている自己啓発書を買ったりするのです。
聞くだけで英語ができるなんて、そんな筈がないのに、たかが1500円の本で自己が変わるわけがないのに・・・
しかし、それは皆、同じことなので、その点を乗り切ることが出来れば、人の意志の弱さというのは自分にとってチャンスと見ることもできます。
弱い意志力に打ち勝つためには、ある程度、強制的に自分を学習させることも必要です。
人間はそもそも意志が弱い生き物だという事すら認識していない人も多くいます。
自分の意志の弱さを自覚したならば、次はどうやって、学習を続けるかを考えましょう。
その手段の一つとして、このサイトでは、語学留学や英会話を紹介しています。
自分一人では、なかなか英語学習を続けることが難しく、強制的に勉強しないといけないような、自己が磨かれる環境にお金を払うということが必要なるため、英語学習はお金が多少なりともかかります。
しかし、その対価として得られる環境はある意味、一番大切な物なのです。
自己の弱さをちゃんと認識して、自己を変える勇気を持ちましょう。
自分を取り巻く環境次第で、英語学習を続ける難易度が大きく変わってくる!
3、付き合う人を変える
当たり前ですが、自分の志と同等かそれ以上の志を持った人と交流する方が、英語学習がスムーズに進みます。
逆に、志も持たずに、日々を何となく生きている人にとっては、何かに挑戦しようとしている人は少々目障りに映るので、足を引っ張ろうとしてくる人もいます。
そのような人は関わってはいけません。距離を置きましょう。論争するなど愚の骨頂であり、一番無駄な時間の使い方です。
志を同じくする人と出会うというのは、本当に重要な事です。
人間同士の繋がりというのは、意外と強い力を生み出します。
弱い意志に打ち勝つためにも、切磋琢磨できるような人を見つけましょう。
留学に行ってそこで友人を作るのもいいですし、今いる友達を巻き込んで、英語学習をしてもいいでしょう。
そのような人に出会うためにも環境がより一層大事になってきます。
また、仲間だけでなく、人に直接教えてもらうというのも重要だったりします。
自分一人では、学習にメリハリがなく飽きてきますし、疑問点の解決が困難です。
人から教えてもらうことで、その人との繋がりができ、そこで生まれた繋がりを自分から切るような、教えてくれる人を裏切るような事はしたくないという思いから、学習の継続にもつながります。
他人から受ける影響は良くも悪くもかなり大きいものがあります。
モチベーションを保つために様々な人と交流しましょう。
忘れられないにゃ~[/voice]
他人との交流がモチベーションの維持に大きく貢献する!
4、5分だけやってみる
勉強などのやらないといけないことって、やり始めるまでが一番ハードルが高いです。
渋々やり始めてみると、意外と集中できたり、やる気が湧いてきたりすることも多いです。
物事を継続させるのが上手な人は、やる気があるから物事をやるのではなく、物事をやるからやる気が出てくるのを知っている人です。
なので、いくら気分が沈んでようが、やるべき事に対していくらやる気が起きなかろうが、5分のタイマーをセットして5分だけ頑張ってみてください。
ここで、重要な事が欲張って20分とかにしないことです。
5分です!5分だけやってタイマーの音が鳴ったら、それを続けるか続けないか決めましょう。
続けるか、続けないかはどっちでもいいです。
続けなくても、5分だけは頑張ったのですから、何もよやらなかった場合より、物事をやる習慣を少しでもつけたことになり、客観的に見たらとても良い事です。
5分だけならいいか・・・という軽い気持ちで5分くらいは踏ん張ってみてください。
私の経験から言うと、大体の場合はもうちょっと頑張ろうかなと思う気になって5分以上続ける場合が多いです。
その小さな積み重ねが大事なのです。
物事をやり始めないとやる気は起きない!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
英語学習というのは決して簡単な事ではありませんが、その難題を達成したことで得られる達成感は自分に自信を持たせ、他の事にも挑戦したくなってきて、より活動的な自分に成長できることは間違いないです
当サイトも英語学習者に有用な情報、モチベーションを保つために英語に関する楽しい情報を発信していきますので、英語学習に行き詰まったり、やる気が出ないときなど覗いてみてくださいね。
いつでも来るがいいにゃ![/voice]